前回、1番に作りたい編成として、虎臣弓をお勧めしました。
今回は、2番目に作りたい編成として、SP周瑜・陸遜・程普の通称、社稷弓と呼ばれる編成を紹介したいと思います。

この編成、強度は文句なしで、Tier1だと思います。
使っているかたは、うなずいてくれると思いますが、とにかく強い。
その代わり、戦法は高級戦法を詰め込んでいますので、きつい編成であることは間違いないです。
SP周瑜が刮骨療毒・昏迷乱擾・刮目相待・籠城自守あたり
陸遜が剣鋒破砕・兵無常勢・太平道法・刮目相待・無當飛軍あたり
程普が草船借箭・慰撫軍民
程普は少し動かせない戦法となっています。
程普に弓S宝玉推奨です。
どう転んでも強い編成です。
ただ、これを作ると天公盾のキー戦法が多すぎて、どちらかしか作れません。
同様に大尉盾も作ることができません。
どれか1つに絞ることになります。
その短所があるとは思いますが、組めるのであれば強編成であることは確定です。
以下は、3番目に来るのは甘寧・太史慈・程普の甘太程っていう昔からある編成です。

これも、破軍威勝が入ったおかげで強編成に返り咲いています。
程普のベストな戦法が慰撫軍民と草船借箭であることが多いので、これを組むと他のものが組めなくなるというジレンマがあります。
それと虎臣弓も組めなくなるので、使用している人は昔ほどたくさんいません。
ですが、今でも現役で戦える編成です。
データが少ないものは使用者が少ないので、戦績不足になっています。
上位にはいっても信憑性が落ちてしまうので、斜めに見ていくのが良いかと思います。
そして、上位にいるのが、周泰・孫尚香・凌統の呉騎馬です。

この部隊、勝率は確かに高いのですが、1つ集計していて気になっていたことがあります。
負ける確率も非常に高いという点です。
全完凸の呉騎馬でもかなり負けているのをたくさん見てきました。
私の感覚では、呉騎馬の時代は終わったと思っています。
否定はしませんが、昔ほど勝てないといった印象です。
そして、もう1つネックだと思っていることは、裸衣血戦を孫尚香に使うのが勿体ないと思う点です。
正直、馬超に合わせて、馬超・関銀屏・黄月英の槍か
夏侯淵に合わせて、奸雄騎や張遼騎馬や呂布三勢陣など
もっと勝率の高い武将に合わせる方が理にかなっていると思うからです。
166戦して、引き分けのデータが4戦しか取れなかったということは、それだけ勝ちもするけど、負けもする部隊ということです。
継戦能力がないので、マス取りには向かないのかなと思いました。
そして、数は少なかったのですが、SP呂蒙を使った編成はかなり強いのではないかと思っていました。

持っている人が少ない上に、凸が進んでいる人も少ないので運用している人は少なかったのですが、戦績は良いものが多かったです。
陸遜・SP呂蒙・魯粛の弓も良かったですし、SP呂蒙・陸遜・魯粛と主将をひっくり返したのも良かったです。
どちらも勝率は変わらないのですが、負ける確率がSP呂蒙主将の方が多かったので、この2択の運用であれば、陸遜を主将にするのがお勧めです。
陸遜・SP呂蒙・魯粛の陸遜槍はかなり使えるのではないかと思いました。
程普が余るので程普をどこかに使うこともできそうなのですが、いずれにしても草船借箭と慰撫軍民が被ってしまうので難しい位置にいる武将です。
もう少しデータが揃った来期は増えるのではないかとも思います。
そして、そのあとに今期もかなり多かった呉の中心的な編成が2つ上がってきます。
皆さんご存じの陸遜槍と天王弓です。
陸遜槍は
陸遜S:剣鋒破砕・兵無常勢
程普:慰撫軍民・草船借箭
魯粛S:鋒矢陣・暫避其鋒

のここ何期かずっと最強編成といわれている編成です。
今期も強い編成です。
そして、前期あたりから、藤甲兵がとても増えました。
大尉盾や天公盾などに藤甲兵を組み込んでくる編成が多くなったからです。
陸遜槍は燃焼系でもあるので、この対藤甲兵でも活躍できます。
そして、騎馬全般には相変わらず強いため、今期も最強の一角であることは間違いありません。
しかし、勝率が意外と伸びていない理由もあります。
それは、虎臣弓が全体の10%存在するということだと思います。
データ集計をしていて、虎臣弓と陸遜槍が戦うケースがかなりたくさんありました。
それに加えて、張角・劉備or曹操・魯粛の天公盾が固いため、勝ちきれないというケースが散見されました。
負ける確率は相変わらず25%と、最上位ではあるものの、勝ちきれないということが多く、結果的に勝率ベースで言うと、呉陣営の中で目立った活躍を見せられませんでした。
戦法が高級戦法を根こそぎ持って行ってしまうという点が陸遜槍の難しさでしょうか。
それに加えて、魯粛の槍S宝玉までは回せていないという部隊も集計上は多かったです。
槍宝玉2つを1部隊につぎ込むのはリスクが大きいので止む無しかなと思いました。
来期以降もバランスを考えると、優先順位は下がってしまうと思います。
もう1つの天王弓
孫権:剣鋒破砕・兵無常勢
陸遜:八門金鎖の陣・無當飛軍
程普S:慰撫軍民・草船借箭

これも集計上は、陸遜槍と同程度ありました。
今期、呉陣営の編成は虎臣弓が圧倒的に多いのですが、その次に多いのが社稷弓、天王弓、陸遜槍の3つでした。
この3つは同程度ずつ存在していました。
勝率も陸遜槍・天王弓はどちらもほぼ同じです。
ただ、全体を見ると陸遜槍のほうが引き分けが多い分、継戦能力が高いといえるでしょう。
やはり、弓編成というのが、シーズン9の天公盾に対抗しにくかったという分析結果です。
以下は、孫権を主将とした同じような編成が少しずつありました。
その中でも1つ気になった編成がありました。
それは、孫権が血刃争奪と瞋目大喝を使った騎馬部隊です。
孫権:血刃争奪・瞋目大喝
太史慈:折衝禦侮・剣鋒破砕
程普:慰撫軍民・草船借箭

これが、勝つときは圧倒的な勝ち方をしているケースが多く、かといって勝率が高いわけではないのですが、ロマンを感じる編成でした。
まとめると、呉編成で有効な編成は以下の通りになります。
1部隊目は甘寧・太史慈・周泰の虎臣弓または虎臣騎馬
これは、まずは作りたい編成といえます。
2部隊目はSP周瑜・陸遜・程普の社稷弓が良いと思います。
安定感抜群なので、運用先としては呉陣営では最高レベル。
3部隊目は周泰・孫尚香・凌統の呉騎馬。
虎臣弓を作らない、夏侯淵や馬超を使う予定がないのであれば運用したいところ。
4部隊目は陸遜槍。宝玉を2つ使えるかどうかという問題もありますが、現環境の藤甲兵が多い中では作ってしまえば輝けます。
5部隊目は天王弓。孫権を使いたいのであればぜひ作りたいところです。
太平道法を張角に回して使えない場合、陸遜の運用先では候補になるはずです。
6部隊目は陸遜・SP呂蒙・魯粛の新東呉大都督。SP呂蒙の凸数がある程度ある人向け限定にはなりますが、これも強い編成です。
7部隊目は、孫権・太史慈・周泰の騎馬編成。新事件戦法の血刃争奪を使うならこの編成がおすすめです。
呉陣営で運用したい編成は上記の7つに絞られると思います。
呉陣営の特徴は集計していて感じたことは、宝玉の使い方が難しいという点が1つ。
そして、程普の戦法のベストとされる慰撫軍民・草船借箭がどの部隊でも使いたい戦法であるため、そこに回せるのかというのが悩みどころであると感じました。
そして、勝率順位を振ってあるので、お気づきの方も多いかと思いますが、虎臣弓、社稷弓の2つ以外は、積極的に作る優先順位が低いということです。
高級戦法や宝玉をすべてつぎ込んでも、他陣営にもう少し勝ちやすい編成がたくさんあるからです。
難しい表現になってしまいますが、陸遜槍の時代は終わりを迎えたという印象を受けたシーズン9になりました。
呉陣営の分析・考察は以上で終わりにします。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました。
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次回は魏陣営の分析・解説動画を作成する予定です。
それでは、次回の動画でお会いしましょう。