皆さん、こんにちは。
今回は勝率ランキングを元に、呉陣営で組みたい編成を考察していきたいと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
まず、トップに来たのが虎臣弓でした。
虎臣弓は、今期最も多くのユーザーが使っている編成です。
レアリティの高い武将が少なく、戦法も高級戦法で固める必要がないため、比較的作りやすい編成であるためです。
甘寧・太史慈・周泰が手元にある場合、最優先で作ってほしい部隊であることは間違いありません。
理由はいくつかあります。
1つ目は、陸遜槍・蜀槍などの強編成に対抗できるところです。
また、呂布三勢陣や張遼騎馬にも火力負けしないという強みもあります。
天公盾・大尉盾・桃園盾は苦手兵種のため、コテンパンにやられてしまいますが、それ以外は概ね、勝ち越せるという編成です。
甘寧は新しく入った戦法である破軍威勝の性能が異常です。
どのくらい高い性能かというと、アクティブ戦法 発動率40%
敵軍単体の統率を70ポイント低下させ(武力の影響を受ける)、2ターンの間持続し、さらにそれに対し兵刃攻撃(ダメージ率228%)を与える。
統率を武力の影響込みで100下げ、兵刃攻撃は落鳳の250%に近いという破格の性能です。
さらに、落鳳と比べて発動率が5%高いという恐ろしい性能を持っています。
ですので、甘寧は、破軍威勝・千軍一掃・避実撃虚の中から選べば良いので比較的簡単にはまります。
またA戦法の避実撃虚がここまでハマる武将はほかにいないと思います。
敵軍で統率が最も低い武将に兵刃ダメージ(185%)を与える。
これもアクティブ戦法の発動率が50%と高確率であるため、ダメージ期待値がA戦法にもかかわらず、トップクラスです。
参考までにダメージ期待値を比較すると
落鳳250%×発動率35%=ダメージ期待値87.5%
避実撃虚185%×発動率50%=ダメージ期待値92.5%
破軍威勝228%×発動率40%=ダメージ期待値91.2%
となっており、ダメージ期待値はすべての戦法の中でもトップクラスです。
千軍一掃は
アクティブ戦法 発動率40%
敵軍全体に兵刃ダメージ(100%)を与える。目標が封印状態、または砕心状態の場合、30%の確率で目標を恐慌状態にする。1ターンの間持続する。
という性能ですので、
千軍一掃のダメージ期待値は
100%×3人×40%=ダメージ期待値120%
となっています。
ですので、ベストな戦法は千軍一掃と破軍威勝であると思います。
どちらかがない場合は、避実撃虚をいれると良いでしょう。
また、千軍一掃は目標が封印状態または砕心状態である場合は、恐慌状態を誘発します。
これが、太史慈の射石飲羽や周泰の意気衝天とマッチして、さらなるデバフを撒くことができます。
ちなみに、意気衝天はS戦法ではありますが、比較的手に入れやすい戦法です。
そして、射石飲羽はA戦法です。
ですので、戦法を持っている確率が高く、無課金・微課金の方でも組みやすいといわれる理由がここにあります。
ということで、太史慈のベスト戦法は、折衝禦侮・射石飲羽・剣鋒破砕・速乗其利あたりになります。
周泰は意気衝天と錦帆軍・白馬義従・西涼鉄騎で騎馬編成もありだと思います。
また、西涼鉄騎を使わずに、鋒矢陣でも良いかと思います。
その辺の幅がありながら、組みやすく、どの編成にも対抗できるのが人気の秘密でしょうか。
さて、ボーナスポイントと兵法書はどのようにしているでしょうか。
実はここが勝ちを増やすことができる要素が詰まっているポイントです。
虎臣弓は全体の10%います。
すると、10戦に1回は虎臣弓と当たることになります。
つまり、一番ミラーマッチ、同キャラ対戦が多いのが虎臣弓なのです。
同キャラ対戦で勝てるようにすることが勝率アップの秘訣でもあります。
白馬義従の場合は、先行がつくので、兵法書に制限はありませんが、その他の錦帆軍であったり、西涼鉄騎である場合、太史慈と甘寧は先制の兵法書をつけることが最初のルールです。
これをつけ忘れると勝率は下がってしまいます。
次にポイントの振り方ですが、周泰は統率にすべて振ればいいのですが、甘寧と太史慈はかなりポイントに繊細さが求められます。
では、このミラーマッチを参考にしながら分析していきます。
このミラーマッチ、ただの運ではありません。
速度振りに細かい調整が隠されています。
騎馬編成なので、急行が最後に入りますので、甘寧の速度が約280、太史慈の速度が320になっています。
攻撃の順番は、それぞれが先攻が入った状態になるので、この順番で攻撃をすることになります。
甘寧が、敵の甘寧に千軍一掃555ダメージはいっています。
太史慈に会心込みで1448ダメージはいっています。
通常攻撃が724ダメージと推測できます。
1ターン目にうまく恐慌が刺さったので、勝つ確率が上がりました。
1ターン目の攻撃をされる前に、
甘寧 9345
太史慈 6899
周泰 8183
まで減らすことに成功しました。
1ターン目に甘寧が与えた合計ダメージは5573ダメージになります。
今回は1ターン目に恐慌が入り、行動不能になりましたが
行動不能が入らなくても、先にダメージを入れることで、有利に進めることができます。
相手の兵力を削ったため、そのあとに敵から放たれる千軍一掃のダメージも抑えられます。
甘寧に速度を50振ってあるため、武力は極振りした場合に比べて、陣営バフや兵種適性込みで80くらい少なくなりますが、
兵力10000時の甘寧の通常攻撃
武力420 相手統率280 ダメージ期待値696
武力500 相手統率280 ダメージ期待値808
となり、武力が80高い時と比べて、ダメージ期待値は112の差
兵力5000時の甘寧の通常攻撃
武力420 相手統率280 ダメージ期待値571
武力500 相手統率280 ダメージ期待値683
となります。
つまり、相手の兵力を削ることで、敵のダメージ期待値を落とすことができます。
ここで、速度に50ポイント振ったとしても、ダメージ期待値は大きく減らないということがポイントです。
武力差によるダメージ期待値が微差であるため、如何にして相手より早く行動するかで勝敗が大きく変わってきます。
次のミラーマッチを見てみましょう。
速度で勝っているため、今回も勝ちました。
とにかく負けが多い場合は、速度を相手よりも少し多く振ることを心がけると勝率が上がります。
理想は、こちらの太史慈・甘寧が相手よりも早く行動するようにするだけです。
では、逆にあえて、武力極振りをするとミラーマッチがどうなるか見ていきましょう。
武力極振りに直して、ミラーマッチを挑んだ結果です。
武力極振りに振りなおしたところ、甘寧の速度は280→214まで落ちました。
すると、当然、自分の甘寧の間に、敵の太史慈と甘寧が割り込んできます。
すると、先に破軍威勝で甘寧が3005ダメージ受けました。
直後に千軍一掃も食らって、甘寧の残り兵力は5788
この状態まで下がると、武力極振りした分よりも、兵力を減らされたマイナスのほうが大きいため、ダメージ期待値が大幅に落ちます。
さらに恐慌になり、行動不能になってしまいました。
こうなると完敗です。
自軍の甘寧が行動する前に、1万の兵力は4625まで減らされています。
では、もう一度速度を戻して、まったく同じ人の同じ部隊に当てなおしてみます。
ポイントは武力極振り→速度50振りに変更します。
すると今度は勝てました。
相手も虎臣騎馬ですので、急行が入っています。
先ほどと異なり、速度の影響を受け、自軍の甘寧が相手よりも先に行動しています。
甘寧の破軍威勝が入りました。
相手の甘寧の兵力を5976まで減らしました。
そのあとに相手の甘寧の破軍威勝がはいりました。
ダメージ1160です。
兵力5976 相手武力520 自軍統率300 相手の攻撃倍率160%(肉身鉄壁)
※ その他もろもろのダメージ軽減、ダメージ増加はほぼ互角だったので相殺してあります。
ダメージ期待値 1163
実際のダメージが1160
ほぼ期待値通りの結果となっています。
兵力10000 相手武力520 自軍統率300 相手の攻撃倍率160%(肉身鉄壁)
ダメージ期待値 1293
2ターン目以降も、同様にこちらの甘寧が相手よりも先に行動します。
破軍威勝が入り、相手の太史慈が2436に減りました。
兵力が2436まで減ると、兵力10000のときに、1300ほどであったダメージ期待値は
835まで減少します。
先に動いて、兵力を減らすことで、そのあとの自軍のダメージ減少効果もあります。
実際にそのあとの敵軍太史慈の攻撃を見てみると
会心込みで530しか与えられません。
兵力を2436まで削られたため、ダメージ期待値が大幅に減っています。
つまり、運用方法としては、
「負けたら戦報を見る」
相手が自軍の甘寧よりも速度で上回る場合は、速度を上げる。
この繰り返しです。
慣れてくると、相手よりも1ポイントだけ高い速度にして、相手を上回れます。
この速度を微調整する作業、20金珠かかりますし、ほとんどの人が負けてもそのままの速度で挑んできます。
速度調整を細かくすることで勝率を上げることができます。
ぜひ挑戦してみてください。